旧 如月 小 九日 庚申 天徳
朝のうちは曇空でしたが、昼前からぽつりぽつりと来だしました
日中はずーと小雨の状態で、夕方では止みそうに見えてます
このまま、止んでくれればありがたいんですが・・・
↑ は雪柳の一枝を、古高取の小瓢に入れて柱に掛けました
もうひと色、何か添えてもよかったんですが、小座敷のことでもあり、ひと色だけで
この時期に雪柳はやや早いか、とも思いますが、綺麗に咲いてるんで入れてみました
壁の色が紅殻なんで、こういった白い花は映ると思います
ただ、柱に掛ける、となると、あまり大きな花入では具合が悪いんで、悩みの種となるところ
かといって小さすぎても映らんし、やはり大きさ、というもんは大切に思います
さて、今日は子供相手の仕事の短期教室の初日でした
辞める、と言いつつ今月まで引っぱってしまいました
来月からは、ホントにヘルプになる、だはず、です
まぁ、残念ながら収入はガクッと落ちてしまうわけですが、稽古の時間が取れるんが有難い
欲張りなことさえしなければ、何とかなる範囲やし、しばらくは頑張ってみるつもり
でも、これから先、どうなって行くんでしょうねー
と、他人事のようですが、あんまり深くは考えない、という事にしといてます
考えて先に進めるもんやったら考えますが、そうでないんなら流れに任せてみる
いつまでもこのままでもグツ悪いんで、何とかしていくでしょうねー
もう一つ、今日は修理に出ていた小弓が半年ぶりに帰ってきました
修理、とはいっても、少々加飾をしてもらってたもの
見事に予想を上回る出来映えで帰ってきまして、職人さんの力を見せてもらいました
技能者と技術者、という二つの言葉があります
技能者、というんは、それを創りだせる技を自分の中に持っている人のこと
技術者、というんは、それを作るシステムの中で動いている人のことを言うらしいですねー
職人さんは、技能者、作家さんは技術者、と言えると思います
作家さんは、これって良いでしょう、と言って、作ったものを提示します
それにお客さんが付いて、成り立ってる、という人のことですねー
職人さんは、これこれを作ってほしい、と頼まれて、それに即したものを作る人のこと
依頼者の考えを理解しつつ、自分の技を最大限に活用して、納得させる
ここが一番難しい事やと思います
依頼者が頭の中に描いてるよりも、少しでも良いもんを作らんと、何やこれは、という事になる
それが出来るためには、たくさんの引出しが自分の中にないといけません
そして、依頼者が頭に描いてるもんを、的確に理解できんといけません
これは、一朝一夕で出来ることではないし、引出しもすぐには出来ません
少しづつ、貯めていかなしゃあない
そしてこれは、物を作る、という事だけに当てはまるもんではありません
曲を弾く、という事も、また同じ事やと思うし、武で形を打つんも、同じ事
子供相手の仕事で、子供にものを教える時も、また同じ事やと思います
曲だけを習うんであれば、テープを百回聴けば、まま、何とかはなりますが、これは違う
曲の引出しも重要ですが、弾き方の引出しもまた重要です
何故、という事を考えられんと、そこから先には進めん、と思う
自分が一番下手である、と自覚せんことには、積み上げることは出来ませんねー
色々と考えてしまいますねー
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