旧 文月 小 廿弐日 一粒万倍日
いやはや、ねとっとしたような暑さの一日でした
夕方からはそうでもないんですが、陽が出てる間はかなりツラいものが・・・
浴衣を着て座ってるだけで、汗が吹き出てきましたもん
明後日から、五日、六日と東京での稽古日になります
そのため、もあって箏を中心に稽古をしてるわけですが、暑くて進みが悪い
弾いてる間は良いんですが、曲から曲へ、の間で、暑さでだれてしまいますねー
↑ は、富筋で三味線を弾く時に、胴を載せるための台、です
正式名称は、何というんですかねー
僕らは、台、で通してまして、あんまり深く考えたことは、無い、です
友人の指物師さんに作って頂きました
塩地、という木で作ってありまして、胴が当るところに印伝を張ってあります
紐は僕の決まりの紐で、印伝も蜻蛉の柄のものです
今日稽古してまして、なんや三味線の胴が滑る、と思って、よく見ると穴があいてた・・・
これを作ってもらったんが、去年の七月の頭でした、確か・・・
一年で、燻した鹿革が開いてしまいました
本体に影響があるわけではないんで、接がして付け替えたところ、を写真に撮りました
完全に接着剤が乾くのを待ってる最中で、このままで置いとかないけません
ぺたん、と畳めるんですが、いま暫くは、この状態のまま、ですねー
この道具を使ってるんは、ごく限られてるわけでして、富筋以外は使わん、だはず
普通は膝に乗せて弾くんですが、この道具も、使い慣れるとそれなりに良いもんです
ただ、膝での仕事が仕難くなってしまうんで、その分、左右の手に負担が行きます、が
この高さも、非常に微妙なもんでして、作ってもらう時に、指物師さんとかなり相談しました
膝に負担がなく、且つ、膝で仕事ができる高さは? という事で、かなり時間を取られました
ホントに微妙な変化なわけですが、膝で仕事ができると、音の幅が広がります
よく道理を考えて作られた道具でして、これはこれで完成形、です
ここから更なる進化はしないやろうし、また、する必要もありません
力学的にもよく考えられてるし、使いこなせれば、膝への負担も減るんで、良い道具です
膝を使って三味線を弾く、というんも、聞かなくなっては来ましたが・・・
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